PROFILE
本間マサ子—スウェーデンの老人病院で活躍する看護婦—『文化を知らなければ看護はできない』
武田
pp.453
発行日 1992年5月1日
Published Date 1992/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661900636
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スウェーデンで十数年看護婦として活躍している本間マサ子さんが,勤務先のブラッケベリィ病院の病院長はじめスタッフ10人を引き連れて,昨年11月末来日された.目的は日本−スウェーデンが仲良く広い交流を図るために,日本の文化や自然を知ること,日本の医療施設,看護医療事情および高齢者の福祉事情の視察であった.一行は長野,広島,京都,滋賀,神奈川などの病院や福祉施設を精力的に回った.
ブラッケベリィ病院は老人の長期療養病院で,経済大国日本から福祉施設,医療事情視察のために関連職種の人たちが大挙して押しかけてくる.病院のスタッフは,こんなにも見学者が来る日本というのはどんな国なんだろうかと大変興味を持ったのが,一行の来日のきっかけという.
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