特別論文
ロジャーズ看護論のバックボーンを探る—三次元的世界観から四次元的世界観へ
坂口 千鶴
1
1帝京平成短期大学看護学科
pp.808-814
発行日 1991年9月1日
Published Date 1991/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661900459
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●編集室より
本年5月18, 19日の両日,東京で行なわれた「国際看護理論家会議」は様々な反響をもたらした(本誌Vol. 55, No.8, SCOPE参照).今回来日した理論家の1人,マーサ・E・ロジャーズ博士の理論について,本稿の筆者・坂口千鶴先生はアメリカニューヨーク大学大学院修士課程で学んで来られた.
今回,帰国されて間もない坂口先生に,ロジャーズ看護理論がどのような思想や科学理論に影響を受けたのか,分かりやすく解説していただいた.本稿は,言わば日本人の目から見たロジャーズ看護論の背景を探る一考察である.
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