連載 思い出すけっち[あの人、あの時、あの言葉]・28
看護の改善に尽くした日々
吉田 浪子
pp.460-461
発行日 1991年5月1日
Published Date 1991/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661900391
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看護部長として招かれる
国立東京第二病院を定年退職も間近に控えたある日,院長室に呼ばれました.何事が起きたかと,恐る恐る伺ったところ,植村院長先生は「吉田君,実は東邦大学大森病院の院長から,君を看護部長として迎えたいとの話がある.私大の中でも東邦大学は現在どんどん伸びている.内容も経営方針もしっかりしているし,是非承知してほしい」と話され,あっという間に話は決まり,昭和45年5月1日,東邦大学大森病院に看護部長として就任しました.
それ以前は国立だけで,民間病院での勤務経験がない私は不安でしたが,院長先生の計らいで教授会で挨拶させていただいたり,曽根総婦長さんに学内や各病棟を案内していただきました.
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