連載 米国の医療現場見てある記・1【新連載】[Forbes Hospice(ピッツバーク)]・1
アメリカがたどり着いたホスピス
的場 元弘
1
,
中山 康子
2
,
田中 亮
3
1北里大学病院麻酔科病棟
2淀川キリスト教病院ホスピス病棟
3北里大学医学部・麻酔学
pp.368-373
発行日 1990年4月1日
Published Date 1990/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661900099
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●編集室より
本誌52巻11号(1988年11月号)で「北里大学病院における病棟枠を越えたターミナルケース・カンファレンスの試み」と題して,北里大学病院ターミナルケース・カンファレンス(TCC)の活動を紹介した.本稿を執筆している的場医師は,その中心メンバーの1人.1988年9月よりニューヨーク大学に籍を置いて語学を研鑚しながら,米国の医療,特にホスピスケアやoncology(腫瘍治療学)の現場に赴き理解を深めている.
渡米前の準備の一環として,1988年6月から約1か月間,大阪の淀川キリスト教病院ホスピス病棟に滞在して研修を積んだ経験があり,今回,Forbes Hospiceを一緒に訪れた中山さんとは,その時以来の知己ということになる.
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