巻頭カラー連載 EYE EYE
最前線の看護者たち 予期せぬ事態に立ちむかう―横浜にて2007年ICN学術集会が開催
pp.684-685
発行日 2007年8月1日
Published Date 2007/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661101058
- 有料閲覧
- 文献概要
2007年5月27日~6月1日,横浜市・パシフィコ横浜において,CNR(Council of National Representatives;会員協会代表者会議)・およびICN(International Council of Nurses;国際看護師協会)学術集会が開催され,世界101か国から1600人,国内外を合わせ3000人以上の参加者が訪れた.
学術集会のテーマは,「Nurses at the Forefront:Dealing with the unexpected」(最前線の看護者たち:予期せぬ事態に立ちむかう).ICN現会長である南裕子氏は就任当初から「現場で働いている看護者が仕事をしやすい環境を作っていくことがICNの使命である」と主張し続けてきた.今学会では,阪神・淡路大震災の経験から日本災害看護学会を立ち上げ,日本看護協会としても災害看護に取り組んで来たことを世界に発信すべく,メインセッションの1つに災害看護を位置づけたほか,世界の看護実践の現状を明らかにし,創造的かつ効果的に問題解決できる高い専門知識と倫理原則を育てるプログラムが展開された.
Copyright © 2007, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.