特集 結果の出せる褥瘡対策チームを作ろう
褥瘡対策12年の取り組みから―より科学的に,より予防的に褥瘡ケアを追求する
山内 由美子
1
,
嶋 由紀
1
,
小西 千枝
1
,
小藤 幹恵
1
,
和田出 静子
1
1金沢大学医学部附属病院
pp.111-115
発行日 2003年2月1日
Published Date 2003/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661100913
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当院は,832床,16の診療科を有する国立大学病院である.
当院における褥瘡ケアに対する取り組みを振り返ったところ,1970年代より院内看護研究発表論文集録の中で,褥瘡の発生を予防する看護基準や看護手順の必要性が記されており,早期から褥瘡予防に視点を置いていたが,同時にケアに悩む姿も浮き彫りにされている.
今回は当院の褥瘡対策について,院内看護研究発表の変遷,創傷ストーマ外来,院内褥瘡対策チームの活動までを振り返って紹介したい.
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