特別記事
「気管吸引」を看護の視点から検証する
小島 善和
1,4
,
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2,4
,
川村 亨
2,4
,
和田 峰香
2,4
,
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2,4
,
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3,4
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3,4
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1,4
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2,4
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2,4
,
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3,4
,
Nitta Hisako
3,4
1東海大学健康科学部看護学科
2東海大学医学部付属病院
3前東海大学医学部付属病院
4東海大学気道クリアランス研究会
pp.748-753
発行日 2006年8月1日
Published Date 2006/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661100349
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はじめに
気管挿管中の人は,発声ができない状況で苦痛に耐えながら,経験したことのない出来事を受け止め,全身状態の改善を待っています. 筆者らは,このような状況に置かれた人びとに対して,安全と安寧・安楽を保証し,効果的で適切な気道クリアランスを保つためのケアについて検討するために2005年3月に研究会を組織しました.ここでは,気管吸引(以下,吸引)を看護援助として再考するための課題を整理します.
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