診断のポイント
胃液検査の再認識
三好 秋馬
1
1広大・第1内科
pp.1886-1888
発行日 1971年12月10日
Published Date 1971/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402203932
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胃液検査の意義
胃液検査法は胃の分泌機能を知る唯一の方法であり,その基本的な考え方は現在も変わらないが,実施方法の細目は分画採取方法とか,分泌刺激剤の選択などの点で一定化されるべきだとの方向へ進みつつある.周知のように前世紀から行なわれている.
胃液検査の必要性,とくに臨床診断に必要かという疑問が案外多いのは,検査法の手数の割に判定が単純であり,ときに不安定であることによると思われる.
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