特別記事 「いいお産の日」参加記
先達の努力で開墾はすすむ
杉山 次子
1
1お産の学校
pp.61-62
発行日 1996年1月25日
Published Date 1996/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611903399
- 有料閲覧
- 文献概要
この頃の日本はなんとなく暗い。だれもかれも斜陽をかこち腰がひけている。ただ一人元気なのは子連れのママだ。ママは中国までも出かけてしまう。
私は咋年の夏ハルピンの旧731部隊調査の日中シンポジウムに行ったが,100人の参加者の中に誕生日前の乳児を抱いた教師がいた。中国人の取材班によるインタビューは,はるばるやって来たベビーとママに集中していた。彼女の生きる明日は明るい。
Copyright © 1996, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.