特集 第26回ICMウィーン大会
先進諸国の一員として日本がICMでになう役割
松岡 恵
1
1東京医科歯科大学大学院保健衛生学研究科
pp.626-630
発行日 2002年8月25日
Published Date 2002/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611902924
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ICM大会との出会い
2002年4月14〜18日まで,オーストリアの首都ウィーンで開催された,第26回ICM(国際助産師連盟)大会に私も参加することができた。新学期の開始早々というあいにくの時期ではあったが,私たちは研究室のスタッフ総出で参加することができた。
私とICM大会との出会いは,1990年の第22回ICM神戸大会である。神戸大会は,それまで自分には無関係と思っていた世界の助産師が,実は私と同じ悩みや問題意識を持っていることや,あるいは私とは違って問題に対して積極的に現状を変える活動をしていることを知る場となった。それ以来,私にとってICMは,自分の問題意識や3年間の仕事の方向性を,世界の動きにあわせて修正し,次の3年間の活動への意欲を高める貴重な場となっていた。
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