第2回日本診療録管理研究会
創成期の診療録管理をになう
小川 保彦
1
,
大井 淳道
2
1名鉄病院
2松山市民病院
pp.68
発行日 1968年7月1日
Published Date 1968/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541203390
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去る5月28日,第2回日本診療録管理研究会は,病院管理研究所大講堂に全国各地から百数十名におよぶ参会者を得て開催された。
冒頭,病院管理研究所所長吉田先生の祝辞の中に"診療録管理の問題は今から20年前当研究所を中心に,日本の病院の近代化の重要な課題の一つとしてとりあげ研究が始められ,数年前から当研究所において診療録管理の研修を始めたので,それ以来急速に発展してきたようであるが,いざ実施の段階にはいるといろいろな問題点があって,将来先進国と肩をならべるまでにはいろいろな問題を整理していかなければならない。そのワンステップとして本日の研究発表がなされることは誠に意義深い"と結ばれた。全くその通りで,われわれの前途にはけわしい道があるように痛感させられた。
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