特集 DVは女性の健康問題である
アメリカ,マサチューセッツ総合病院におけるDV対応プログラムと医療スタッフトレーニング
山田 真由美
1
1マサチューセッツ総合病院
pp.597-601
発行日 2000年7月25日
Published Date 2000/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611902445
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はじめに
マサチューセッツ総合病院(Massachusetts General Hospital,通称MGH)は,アメリカ東海岸ボストンに所在する,ハーバード大学提携病院である。規模としては,ベッド数約820床,外来患者は年間100万人近くを数える,全米最大規模の病院のひとつである。
本稿では,MGHにおける,ドメスティック・バイオレンスへの取り組み,MGH内ドメスティック・バイオレンスプログラム,“HAVEN at MGH”の設置に至る経緯とその役割,医療スタッフのドメスティック・バイオレンストレーニング等について述べる。
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