特集 周産期ホリスティック・ケア
鍼灸師からのメッセージ—助産婦さん,地域で連携を図りましょう
辻内 敬子
1,2,3
1せりえ鍼灸室
2女性鍼灸師フォーラム
3女性と子どものための女性鍼灸師グループ「ぷれる」
pp.383-387
発行日 2000年5月25日
Published Date 2000/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611902401
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女性鍼灸師グループ「ぷれる」の活動から
私たちが結成している「ぷれる」は,関東近県在住の女性鍼灸師グループです。現在13名で活動しています。メンバーは「ぷれる」結成時,たまたま同時期に東洋医学(鍼灸マッサージ)を取り入れながらマタニティライフと産後を過ごしました。その際,妊娠中のマイナートラブルが改善したり,産後の疲労回復に効果を発揮したなど,東洋医学がとても有用であることを,私たち一人ひとりが実感しました。そして,妊娠・出産・産後の鍼灸の情報をより詳しく入手し,私たち女性鍼灸師がその情報と技術を必要とする女性にも提供できれば,と考えていました。
毎年11月3日は,みなさんご存知のとおり,一般人と専門家が出会い,お産について共に語り合い学び合う「いいお産の日」イベントが開催されています。私たちも第2回「いいお産の日」に参加しました。
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