特別記事
インタビュー/21世紀の女性の健康を見据えて—厚生省新母子保健課長に聞く
藤崎 清道
1
,
大出 春江
2
,
番内 和枝
3
1厚生省児童家庭局母子保健課
2東京文化短期大学(社会学)
3エス・アール・ハウス
pp.58-63
発行日 2000年1月25日
Published Date 2000/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611902330
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地域さ助産婦か活躍できるために
大出 この度,母子保健課長にご着任されました藤崎先生にいろいろお話をおうかがいしたいと思います。まず最初は,助産婦の番内さんから,母子保健行政への要望や,あるいは実際に働いていてここが問題だなと思われることなど,お聞かせくださいますか。
番内 藤崎課長さんにお聞きしたいことの第一番は,地方行政の場で助産婦をどのように活用していただけるかということです。例えばわたしが住んでいる富士宮市では,行政で助産婦として働く人がいません。行政で働く場合,助産婦としてではなく,看護婦免許があるということで看護婦として働くのが現状です。こうしたことを,どのように考えていらっしゃるかと思いまして。
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