特集 助産婦のキャリア開発
日本看護協会における「周産期看護」研修プログラム
工藤 郁子
1
1日本看護協会看護教育・研究センター継続教育部
pp.56-59
発行日 1998年1月25日
Published Date 1998/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611901862
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「周産期看護」研修の考え方
周産期医療の急速な変化の中で,ハイリスク児の出産と危機状況への適切な対応が産科看護職には求められてきている。一方では,個別性を尊重した自然分娩,成人病予防を視野に入れた保健指導や施設・地域の連携と福祉資源の活用など,周産期看護に対する社会ニーズは多様化している。
日本看護協会では,このような社会ニーズに対応できるための4週間の周産期看護の教育研修プログラムを開催して3年目を迎えている。「周産期看護」研修プログラムの対象者数は55名,参加条件は看護実務3年以上,日本看護協会会員歴3年以上と規定している。
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