特別記事 「いいお産の日in 96」年々,多くの人をまきこんで
今年は全国7か所で開催
—11月2日大阪—熱気が溢れた「お産トーク」と「公開分娩室」
山本 令子
1
1兵庫県立総合衛生学院助産学科
pp.243-244
発行日 1997年3月25日
Published Date 1997/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611901669
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「いいお産の日」,大阪で初めての開催。11月2日の当日「たくさん来て下さるだろうか」という不安をよそに,開場前からのうれしい行列。ふたを開けてみると,入場者数は約370名,当日ボランティアは約100名だった。
今回の大阪の目玉は,「お産トーク」と「公開分娩室」でどちらも大好評だった。「お産トーク」には,私たちが考えに考えた(?)そうそうたるシンポジストたち7名に来ていただいた。内訳は,助産婦,産科医,新生児科医,自宅分娩に立ち会って,お産に立ち会う喜びを知ってしまった夫,今後産む可能性のある全盲の女子大生,助産士を希望する看護学生,ステキな出産シーンを撮るカメラマンと,多彩な顔ぶれをそろえた。1人の発言時間がわずか10分という制約の中で,それぞれが,それぞれの立場から,「お産」に対する個性的な熱い想いを語ってくれた。
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