クローズ・アップ
日本ソフロロジー法研究会発足のため来日した エリザベット・ラウルさん
きくち さかえ
pp.599
発行日 1993年8月25日
Published Date 1993/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611900844
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ラマーズ法発祥の地フランスで近年注目されているソフロロジー式出産準備教育。その創始者であるエリザベット・ラウル助産婦が,この6月に「日本ソフロロジー法研究会」発足にあたって来日した。研究会を発足したのは,ラウルさんの著書「ソフロロジー式分娩教育」(メディカ出版)を翻訳し,日本にソフロロジーを紹介した熊本の産婦人科医松永昭氏。発足会には全国から400名ほどの医師や助産婦が集まった。
「数年のあいだに日本でソフロロジーが急速に広まっていることに驚きました。ソフロロジーを取り入れたことによって帝王切開や会陰切開の率が低下しているという報告はうれしいかぎりです」とラウルさん。
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