特別企画 第2回国際ホームバース会議報告
ゲストスピーカーの講演
一般開業医(GP)のホームバースへのアプローチ
佐藤 由美子
,
ウェンディ・サベッジ
1
1ミドルサセックス大学
pp.214-216
発行日 1993年3月25日
Published Date 1993/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611900762
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
現在,世界中のほとんどの国々で,出産は施設の中で医療に管理されながら行なわれています。しかし,開発途上国ではまだ多くの女性たちが,伝統的な方法で助産婦による家庭出産を行なっているのも事実です。
過去30年間,ヨーロッパの国では家庭出産は危険視され,排除されてきました。しかし,唯一オランダでは,女性たちは家庭での出産を難なく選択する自由が与えられています。それは,助産婦や医師たちの努力によるものです。彼らは家庭出産の介助のやり方を経験的に学び,さらに家庭出産をバックアップする側の病院の産科医たちも,家庭出産の安全性について研究しています。
Copyright © 1993, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.