特集 助産婦外来
きめ細かい援助で不安を解消—藤沢市民病院の助産婦外来
田中 寿賀子
1
,
市田 眞由美
1
,
岩橋 節子
2
,
小菅 興正
3
1藤沢市民病院産婦人科病棟
2藤沢市民病院看護部
3藤沢市民病院産婦人科
pp.109-117
発行日 1993年2月25日
Published Date 1993/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611900741
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当院における「助産婦外来」の実践活動について
はじめに
私たちは,当藤沢市民病院(以下,当院)助産婦としての専門性をいかし,妊娠・分娩・育児までの一連の経過を専門職として援助していかれるよう,日常業務の改善やテーマ別の研究への取り組みなどを通して,少しずつ努力してきました。
そして,これらの努力を,さらに実りあるものにしていきたいと考えていた時,病院が増改築されることになりました。そこでこの機会をとらえ,専門職である助産婦の本来の役割を発揮できる場所,妊産婦にとっては,親しみやすく安心して相談ができる場を設けたいと,1989(平成元)年4月に「助産婦外来」を開設いたしました。
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