グラフ
公立病院としてのひとつあり方を示す—藤沢市民病院
pp.660-665
発行日 1993年8月1日
Published Date 1993/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541900419
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藤沢市民病院の院内を歩いていて感じるのは,一言でいえば「清潔な病院」という印象.それはとかく病院にあり勝ちな無機的な冷たい雰囲気とは別の「柔らかな清潔感」とでも言えるだろうか.開放的な湘南の明るい陽光が一役買っていることもあるだろうが,どうもそれだけではなさそうだ.
藤沢市民病院が設立されたのは1971(昭和46)年,2次医療に重点を置く330床の総合病院としてスタート.1989年に200床の新館(西館)を増築,さらに設立後17年を経た本館(東館)を,躯体のみを残して大改修し,1991年より530床の“新生”藤沢市民病院として,再スタートした.
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