特集 新カリキュラム助産婦教育の1年(Ⅰ)
新カリキュラムに基づく教育の展開
社会に貢献できる助産婦の育成—岐阜県立衛生専門学校助産学科
神谷 恵里子
1
,
澤田 恵美子
1
1岐阜県立衛生専門学校助産学科
pp.613-619
発行日 1991年7月25日
Published Date 1991/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611900367
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はじめに
今回のカリキュラムの改正には,社会情勢の変化によって,高い専門性と幅広いケアが助産婦に求められるようになったことが大きく影響している。そのため新カリキュラムでは,人間の生殖や性に関する専門職として実践活動ができる能力を育成すること,また対象のニーズに柔軟に対応できる基礎的能力の育成を目的として,その実現のために,ゆとりのある教育をめざし,学生の主体性尊重がうたわれている。
岐阜県立衛生専門学校助産学科においても,新カリキュラムによる教育を1年間実施してきたので紹介する。
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