第22回ICM学術大会から・5
母と子のために「助産」の自立を—ICM大会に参加して
永山 美千子
1
1婦人生活社出版部
pp.403-404
発行日 1991年5月25日
Published Date 1991/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611900320
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私は婦人誌で長い間,妊娠出産,育児等の記事を担当し,現在は家庭医学書の編集にたずさわっている。8年前に出産を経験し,助産婦の役割の重要性を痛感している。しかし,若い母親たちは,助産婦の存在すら知らないし,自分が出産する病院に助産婦が働いていることを知って,驚きの声さえあげるのが,現状である。
常々,日本の出産のあり方に多くの疑問を持っていたので,ICM大会への参加はとてもよいチャンスであった。
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