特集 第22回ICM学術大会
大会印象記
目を見張りつづけた6日間—学生時代にICM大会を体験できた幸せ
村田 由紀子
1
1東京都立医療技術短期大学専攻科助産学専攻
pp.82-84
発行日 1991年1月25日
Published Date 1991/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611900251
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会場に近づくにつれ刺激がいっぱい
10月7日,嵐ぎみの天候の中,世界の助産婦と助産婦を志す学生たちが,神戸ポートアイランドホールに集まりました。私にとっては,そこですれ違う人々すべてが,とても刺激的でした。ここにいる人は皆,助産婦さん,または私と同じように助産婦を目指している学生なのだと思うと,なんだか不思議な感じがしました。そのとき,できるだけいろいろなことを吸収していこうと思いました。
開会式に臨んだ人々は,多くの人が自国の民族衣装を着飾って,とても華やかでした。私たちの仲間である助産婦学生によって国旗が入場してくると,その国の人々のいる場所にスポットが当てられ,人々は大きく手をふり,会場内に挨拶を送っていました。こんなに多くの国々で大勢の助産婦が活躍しているのだと,目を見張るものがあり本当に驚きました。
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