特集 退院指導;なにをするのか
心理劇をとおして退院指導を考える
山口 絢子
2,3
,
西村 晶子
1
,
富岡 夕力子
1
,
郷原 弘美
1
,
本誌
,
高木
1東京厚生年金病院
2社会福祉法人婦人の園インマヌエル
3元:都立荏原看護専門学校
pp.576-583
発行日 1987年7月25日
Published Date 1987/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611207175
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助産婦業務においては"指導"という役割が重要な位置を占めています。本稿では,私が日頃看護の発展を考えるにあたり,その実践の裏づけを求めて取り組んでいる「看護心理劇」を応用し,"対象に役立つ指導とはどういうものか"を考えてみました。東京厚生年金病院の3人の助産婦さんと本誌編集室の高木さん,そして私の5人で退院指導という場をとりあげて「看護心理劇」を展開,お互いに役割りをとって演じあい,一人ひとりの体験を大切に,感じ,考えたことを明らかにしあって「発見」を共有していきました。この私たちの体験,「発見」を皆様にお知らせし,読まれることでかかわりができ,これらが新しく大きく育っていったらすばらしいと思います。
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