研究・調査・報告
出生直後の熱型からみた新生児ケア
松本 りえ
1
,
田野 ミツル
2
,
林田 イサオ
1
1熊本市立熊本市民病院
2熊本市立熊本市民病院産婦人科病棟
pp.490-495
発行日 1986年6月25日
Published Date 1986/6/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611206894
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はじめに
日々発展を遂げつつある医療のなかで,特に疑問を抱くことなく,ルチーンワークのように行なっている看護業務を,改めて再確認することは意義あることと思う。母性看護を実践する私たちは,母児間のスキンシップを図り,母性の自立へ向けた看護援助を重点的に行なっているが,看護の充実に向けて,その見直しを具体的に行なうことにした。
そこで,まず出生直後の新生児に焦点を当て,新生児がどのような熱型を示し,また,それはどの時点で変化し何に影響されるのかを確認し,今後の新生児ケアに生かしたいと思い,この研究に着手した。
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