連載 助産婦職能の変遷を探る・2
日本産婆看護婦保健婦協会設立前史
大林 道子
1
1東京女子大学短期大学部
pp.174-178
発行日 1985年2月25日
Published Date 1985/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611206601
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
PHWか看護制度改革へ着手
一般に,法と社会変化の相関関係は,かなり大きいとみられている。社会が変化し,法・制度が社会の実態に合わなくなったり,また,社会の需要に応ええなくなったとき,法改変への要請が起こり,また逆に,法の改正により,関係領域は変化を促進されるということであろう。
戦後の看護界の変化をみると,内部の変化による必然的な法・制度の改革がなされたのではなく,全く新しい法・制度の確立により,変革を促されたといえる。
Copyright © 1985, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.