特集 心疾患合併妊娠
ケースレポート
動脈管開存・肺高血圧症合併妊産婦を看護して
今田 文子
1
,
高橋 朝子
1
,
柴田 二三子
1
,
大庭 真紀子
1
1秋田県平鹿総合病院産婦人科病棟
pp.135-140
発行日 1985年2月25日
Published Date 1985/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611206594
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はじめに
妊娠・分娩・産褥の経過は,健康婦人にとっては生理的現象であるが,ハイリスク妊娠の場合は一連の経過中に何らかの異常をきたしたり,後遺症を残すことも多い。看護としても,それらを十分考慮した上で,安全な分娩へともっていかねばならない。
ここでは,最もハイリスクと思われる動脈管開存症(PDA),肺高血圧症を合併している妊婦を循環器内科とともに管理し,無事出産へもっていくことができたケースについて,その経過と看護の概要について報告する。
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