世界の助産婦シドニーに集う 第20回ICM大会開かる

20th Congress International Confederation of Midwives

　第20回ICM大会が去る9月2日から7日までの6日間，オーストラリアのシドニーで開催された．今回の大会は創立60年という，人生にたとえれば還暦にあたる一つの大きな節目を迎えて意義ある大会であった．世界51か国からの参加者1,300人，わが国からは日本看護協会，日本助産婦会員約130名が参加したが，参加者の多い国の一つであった．

　読者の皆さまにICM大会の様子を少しでもお伝えできればと思うが，何よりうれしいニュースは1990年の大会を日本に誘致できたことである（1987年はオランダ開催）．ICM西太平洋地域代表理事の南野知恵子氏，日本看護協会長代理の前原澄子氏のご努力によるところが大きかったが私たち日本の助産婦は6年後のICM大会を成功させるため，心を合わせて全力を注いでいきたいと思う．