グラフ
南郷町母子健康センターで全力投球する"土着産婆"の大崎さん
高橋 みや子
1
1東北大学医療技術短大看護科
pp.357-360
発行日 1984年5月25日
Published Date 1984/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611206442
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宮城県内の行政職ただ1人の助産婦である大崎さんは,まさに土地っ子である.三世帯の住民を知っている生えぬきの南郷町民であり,住民の方も大崎さんの存在を十分に肌で感じている.
その日センターを訪問すると,「産婆さん!お客さん」の呼び声とともに現われた大崎さんは,多忙にもかかわらず相変らず活き活きと眼を輝かせていた.大崎さんの話によると「人手不足のため,57年からは産褥センターも中止し保健指導部のみになりましたが,母子保健活動は際限なくありますから」とのことで,ますます意気軒昂のようであった.
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