ケースレポート
双胎妊娠経過中に1児がIUFDを起こした症例の看護
兼重 むつみ
1
,
田代 松子
1
,
南野 知恵子
2
,
古岡 英子
1
,
河端 深雪
1
,
小野本 ヒロコ
1
,
田中 満由美
1
,
波田 淳子
1
,
柳谷 康子
1
,
安永 真由美
1
,
井上 知江
1
,
岸田 律子
1
1山口大学医学部付属病院産科
2山口大学医療技術短期大学部
pp.833-841
発行日 1983年10月25日
Published Date 1983/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611206323
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
はじめに
双胎は,high risk pregnancyの1つにあげられており,妊娠中毒症,微弱陣痛,弛緩出血,ショックなどの異常をきたしやすく,未熟児出生や死産も単胎に比し多いことは周知の通りである。周産期管理を行なう上で,助産婦には心身両面からの配慮が要求されている。
今回,不幸にして双胎妊娠経過中に,1児がIUFDを起こした症例を経験したので,その概要について報告する。
Copyright © 1983, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.