グラフ
水中出産の試み
pp.475-478
発行日 1981年7月25日
Published Date 1981/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611205870
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水中出産の創始者である,ピティビエール病院長兼産婦人科部長のミシェル・オダン博士は,ラマーズの影響を受けてもともと自然分娩を強く提唱している人である.おふろに入ると人間がリラックスすることを応用して,産婦の心身のリラックスを目的に水中出産を開発したということです.この1年半に50人の赤ん坊が水の中で誕生したが,まだ実験段階ともいえよう.水中出産とは実際にどのように行われるものなのか.先ごろパリ郊外の公立ピティビエール病院で現地の取材にあたった,日本映像記録センターの小原ディレクターにお話をうかがったので,誌上でもご紹介させてもらうことになりました.すでに日本テレビ系の「知られざる世界」で放映されているので,ご覧になられた方も多いと思われます.
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