研究・調査・報告
原発性甲状腺機能低下症合併の産婦管理
武井 とし子
1
,
三輪 百合子
2
,
宮沢 京子
2
,
赤羽 貞子
2
,
岡本 美志
2
1信州大学医療技術短期大学部専攻科
2信州大学医学部附属病院分娩部
pp.768-772
発行日 1980年11月25日
Published Date 1980/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611205785
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1.はじめに
原発性甲状腺機能低下症は,その頻度も少なく,心身発育障害の症状などから,妊娠と合併することはきわめてまれといわれている。前回私たちは甲状腺機能亢進症を合併した妊婦の分娩に対する看護を報告したが,今回は,原発性甲状腺機能低下症と妊娠が合併したケースの看護をどのように行なったかを報告する。妊婦は内科,産科の協同下で管理され,帝王切開により無事,正常児を得た。
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