研究・調査・報告
甲状腺機能亢進症合併の産婦管理
三輪 百合子
1
,
赤羽 貞子
2
,
横川 さえ子
2
1信州大学医療技術短期大学部専攻科
2信州大学医学部附属病院分娩部
pp.616-620
発行日 1980年9月25日
Published Date 1980/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611205762
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1.はじめに
甲状腺機能亢進症は,甲状腺腫,眼球突出,頻脈,心悸亢進,発汗などの症状を呈し,20〜30歳代の女性に好発するため妊娠と合併することがまれでない。
妊娠時は,その症状や検査所見の把握が困難となり,管理の面での注意が必要とされている。
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