特集 地域母子保健と助産婦の役割
地域母子保健実習を通して考えること
長い目でみた母子の健康管理を
吉浦 淳子
1,2
1新潟大学病院産婦人科
2新大医療短大専攻科
pp.447-448
発行日 1980年7月25日
Published Date 1980/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611205726
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新潟大学病院にこの春より就職し,勤務に慣れることに精一杯の毎日を送っているが,1年前の実習をふり返り,私なりに地域母子保健というものを考えてみたい。
私の卒業した新潟大学医療技術短期大学部専攻科(助産学特別専攻)では,地域母子保健実習は基礎実習(褥室,新生児室,出産部,産科外来を各1単位あって合計4単位)を終え,本実習に入る前の1週間があてられている。実習場所は新潟市の東保健所と西保健所の2か所である。私たち2回生16名は,昭和54年9月17日から9月22日までの1週間,東西保健所に2班に分かれ実習を行なった。
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