昭和37年度看護協会総会助産婦会開かる

　雨が心配された今年の協会総会は，5月を思わせる快晴に恵まれて，4月27日，三部会三会場にて一斉に幕をひらいた．助産婦部会は，東京青山の日本青年館に，今年はさらに多くの新会員を加えて，活発な討議を織りまぜた総会をもつた．今年は，林協会々長の活躍に大きな期待がもたれるだけに，いわば潜在会員の多い助産婦部会の前進は，そのまま看護界全体の有力なエネルギーになるとみるむきも多い．

　28日は約7,000人の会員を擁して協会総会．29日は研究学会がもたれたが，テーマは「新生児」とあつて，今さらの如く新生児問題のむずかしさが聴衆の関心を惹いていた．