インターホン
尊い助産婦のお仕事
シスター堀
1
1聖母慈恵病院
pp.633
発行日 1976年10月25日
Published Date 1976/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611205120
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助産婦という言葉さえ恐れていた私が,某外人病院に看護婦として仕事をしていたときのことです。ある寒い朝,1人の可愛らしい赤ちゃんが捨てられているのを見つけ,驚き,生命を守っていくことの尊さ,私たち看護婦の使命といったものに強く胸をしめつけられました。
でも助産婦や保健婦職であったなら,それに打ち込んだ仕事にまい進でき,社会に奉仕し,自分の生活にも意義をみいだせるのではないかと思い,固い決意をもって昭和27年,札幌の天使助産婦学校へ入学しました。
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