ケース・レポート
鉗子分娩による一事例
池田 静子
1
1新潟大学医学部付属助産婦学校
pp.44-50
発行日 1973年8月1日
Published Date 1973/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611204566
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1.はじめに
鉗子分娩は母児に危険が伴うので年々減少しているが,2回目の分娩実習で第Ⅰ期を正常に経過した産婦が第Ⅱ期にはいり,3時間41分と遷延し,吸引を5回やっても娩出せず,鉗子分娩になったケースを経験したので,2か月後の児の精神発達の状況もあわせて報告します。
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