特集 沐浴を再点検する
新生児における清拭法の効果
古賀 済江
1
,
手紫 博子
1
,
福永 ツタ子
1
,
鈴木 ヤスエ
1
,
萩尾 雪野
1
,
宮崎 友子
1
,
東島 カツエ
1
,
服部 紀子
1
,
日高 永子
1
,
池永 信子
1
,
馬場 契美
1
,
平田 きよみ
1
,
発 昭子
1
,
佃 千代子
1
,
野下 貴美子
1
1国立福岡中央病院産科病棟
pp.26-29
発行日 1973年6月1日
Published Date 1973/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611204535
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1.はじめに
当院産科病棟においては,昭和42年より沐浴法を清拭法にきりかえて3年目になる。その動機は新生児の体力が消耗の点で沐浴より清拭による方法が,より児の哺育条件に適しているのではないかという諸文献を得て施行されたのである。また沐浴には,相当の看護力が費やされているのが現状であり,この発表を機会に調査した。
体力消耗が少ないといっても,ものいわぬ新生児の看護にあたってはデータとしてまとめることは容易ではなかったが,カルテ4年間分のチェック・アップをもとに諸結果を得たので報告する。
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