連載 キャンパスだより
—天使女子短期大学衛生看護学科専攻科—「これからの看護を」求めて
田中 千春
pp.55
発行日 1973年2月1日
Published Date 1973/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611204477
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プラタナスに囲まれて
札幌市の中央よりやや北方にプラタナスと四季の花々に囲まれた天使女子短期大学がある。食物栄養学科,衛生看護学科,同専攻科からなる本学はカトリックの教えをその教育モットーとした女子短大であり,現在約410名の学生がそれぞれの専門分野に学んでいる。
本学の助産婦養成の歴史は,昭和27年に天使病院附属の助産婦養成施設として発足以来,多くの卒業生が道内,道外に活躍を続けてきた。特に昭和40年に天使女子短期大学衛生看護学科専攻科として再出発してからは保健婦,助産婦合同コースとして教育的看護従事者の育成に貢献しつつ今日にいたっている。それでは,本学衛生看護学科専攻科というところを紹介しつつ,学生生活の概要を述べてみたいと思う。
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