特集 全国助産婦学校学生研究論文集・3
「妊産婦緊急指数」による妊婦の管理
実吉 ウチエ
1
,
長野 ひろ子
1
,
永山 真理子
1
,
西川 多恵子
1
,
二之方 愛子
1
,
馬場 裕利子
1
,
福元 恭子
1
,
前田 百合子
1
,
前原 和子
1
,
蓑輪 光乃
1
,
吉崎 敦子
1
1鹿児島大学医学部付属助産婦学校
pp.51-55
発行日 1972年8月1日
Published Date 1972/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611204399
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鹿児島県では周知のように離島僻地が多いため,妊産婦死亡はわが国の最高の群にいってしる。また最近の県外への人口流出の激化に伴う地域の過疎化は,同時に医療関係者の減少という悪循環を生み出し,さらに医療環境の悪化に拍車をかけている。
そこで以上の現状に対し,鹿児島県では昭和46年10月に"太陽の子運動"を企画したが,われ2.れはその運動の一つである妊婦自身による自己省理,少数の医療関係者による妊婦の重点的管理を目的とした「妊産婦緊急指数表(鹿児島大学医学部産科婦人科学教室作製)」(53〜54頁)の応用を,鹿児島大学病院と県立大島病院の患者について詞みたのでその結果を報告する。
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