グラフ
東ドイツ(リュッテン・クライン)の団地内保育園
小西 久弥
pp.2-8
発行日 1971年3月1日
Published Date 1971/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611204082
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東ドイツでは今,大規模な都市改造が急ピッチ。ハンザ同盟時代のたたずまいをそのままに建設の槌音が高らかに響いている。ここリュッテン・クラインもそのひとつ。東ドイツ最大の港湾都都市ロストックの北方郊外に位置するこの町は1966年から建設中の住宅団地で入居現在数2万6千。完成すれば13万人を容するベッド・タウンとなる。入居者の平均年令は25〜6才で大部分が共働き。バスで15分のロストックで造船関係の企業に勤める。
保母や保育施設の不足はいずこも同じだが日本とはケタが違う。というのも,新しい団地が建つと保育園・幼稚園は数棟にひとつの割合でまっさきに作られるからだ。
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