特集 保育器
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佐藤 玲子
1
1国立小児病院未熟児室
pp.2-4
発行日 1970年5月1日
Published Date 1970/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611203923
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下左 保育器の清掃および組み立て準備を整える。殺菌燈は手入窓より体重計を用いる孔に回転式羽根をかけて取りつける。コードを手入窓より出し保育器本位の殺菌燈電源に接続する。電源に接続する。電源をONにしてモーターファンを回す。吸気孔,排気孔を閉じておく。1〜2時間で殺菌消毒きれる。殺菌燈使用中は児を外に出し空にして行なう。点燈中はオゾンの臭気があるが,殺菌燈を消した後でもモーダーを回転させておけば15分くらいで臭は消える。
下中 保育器のなかで体重が測定できる。まず手洗いをする。末熟児を取り扱う場合ブラシと石けんで膝まで洗う。保育器前面にてすべての処置ができる。不潔用窓(処置窓)ともいっている。後面はミルク専用窓にしている。(清潔窓)ビニール袖は週3回交換する。汚れたビニール袖はセプトールに浸け消毒後水洗して乾かし消毒缶に納め,次回に使用する。
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