特別寄稿
第20回日本産科婦人科学会より
橋口 精範
1
1東京医科歯科大学
pp.34-35
発行日 1968年5月1日
Published Date 1968/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611203560
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本年の日本産科婦人科学会総会は,学会シーズンの幕開けとでもいうべく,他学会に先がけて,3月25日,26日,27日の3日間にわたって,東京大学小林隆教授が会長となり,東京上野の文化会館において開かれた.
会長が留意された,本年の学会総会の特色は,従来の学会総会ないしは他の学会総会と趣きを異にして,会場をいくつか設けるということなく,一会場にして,発表講演を全部ききうるということにした点と,あらかじめ最近の産婦人科領域の問題としてとくに重要と思われるテーマを11えらび,これに関連した出題をもとめ,勿論これに関連のない一般演題も発表する機会をつくったという点であり,現在産科婦人科学も日進月歩,種々の方面に研究が分化しすすめられているが,これを機会に綜合してみようと企画された点であった.
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