新生児・乳児の対症看護シリーズ
乳児の症状表現とその判断
今村 栄一
1
1国立東京第一病院小児科
pp.10-14
発行日 1968年2月1日
Published Date 1968/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611203514
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おとなは,からだの具合が悪ければ口で表現することができる.しかし乳児は,まだ言葉が発達していないばかりでなく,知能が未発達なのでからだの具合を自発的に表現することができない.乳児の病状は自然に現われたものを看護婦や保護者が客観的に判断しなければならない.
乳児が具合が悪いときに,どういう表現をするか,それをどう判断したらよいかを考えてみよう.
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