特集 業務分析を終って
助産婦業務に思う・医師の立場から
母子衛生のためにともに努力しよう
名取 光博
1
1都立築地産院
pp.18-20
発行日 1966年6月1日
Published Date 1966/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611203200
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
はじめに
筆を執る前に,もう一度改めて1965年の8,10,12月号と1966年の2,4月号の助産婦雑誌を読みなおしてみた.
毎日30名を越える助産婦さんと生活していて,さて,どこまでが助産婦さんの仕事で,どこから産科医の仕事だなどとあまり考えないでやってきた.それでいて,時に助産婦さんから,「先生が分娩介助した産婦の出生届や母子手帳は先生が記入したら」などといわれ所謂頭にきたこともある.そんな問題が,今日の病産院の施設の中ではいっぱい転がっているようだ.
Copyright © 1966, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.