ニユース
日本助産婦会昭和37年度総会
pp.56
発行日 1962年7月1日
Published Date 1962/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611202377
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5月28,29日の両日九段会館において開かれた日本助産婦会総会は全国から参加した2500名余りの助産婦を迎えて終日業界の発展のために熱心な討議が続けられた.この日は厚生省児童局母子衛生課長も参加して,母子衛生事業と地区助産婦の持つ問題点の解決のため今後のそれぞれの役割について話が進められたのは新しい会のあり方として興味深いものがあつた.
討議され議決された事項の主なるものは,
1.新生児訪問指導,受胎調節実地指導などの指導料の増額
2.保健所勤務の助産婦を増員して,地区開業助産婦と保健所の連絡を緊密にする.
3.勤務助産婦の待遇改善
4.助産婦再教育費の補助要請
5.助産院の許可定員数の増加
6.准助産婦養成に対する反対,今後の助産婦教育制度の検討などである.
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