母子健康センターだより
岡山県奈義勝北町
福永 あきの
pp.22-23
発行日 1961年1月1日
Published Date 1961/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611202055
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奈義勝北町立母子センターは岡山県の北端中国山脈の麓にあり純農村地帯でございます.このセンターの設置にあたりましては,地区の婦人団体等の切なる要望と熱意により,それに町当局の積極的なる尽力のもとに,県下最初の母子健康センターを誘置することが出来たのでありますが,その頃町の財政事情では,充分な予算もとれない現状にありますので,色々評議の結果,指導部門は従来の母子衛生の費用で町が持ち,助産部門は分娩1件につき千円の補助額で両町助産婦会に依託と決まりました.未経験のことで運営には不安でしたが,昭和34年4月,会員14名の内希望者6名が勤務し発足いたしました.昼勤3名,夜勤2名,交替制で勤務いたしております.
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