あの町からこの村から
◆助産所開設を陳情/◆消えてゆく助産婦—福島県で大半が廃業
pp.10,37
発行日 1958年3月1日
Published Date 1958/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611201432
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岩手県一関助産婦会では,一関市に助産所を設置するよう厚生省に陳情した.同会が計画している助産所は300万円の工費で9ベッドを持つもので,県南地方ではすでに水沢市に2カ所,東磐井郡下に一カ所設置されているが,一関市には一つもなく,農村地帯ではまだ妊婦が四つ足動物をたべないという迷信が残つており,育児知識が乏しいということが陳情理由となつている.
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