口絵
東大中央手術部
pp.1-3
発行日 1956年2月1日
Published Date 1956/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611200993
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東京大学医学部附属病院に今回,一部完成(約1/4)したこの中央手術部は,日本でもはじめての試みとして注目されている。いま完成している手術室は4室で,空気の温・湿度の調節も自動的にでき,無菌の空気が送り込まれる。廊下の壁は角がとれており,薄クリーム色で,緑色の床と美しい調和をみせ,冷たさはみじんもない。現在各科の手術は4〜5で,毎日のスケジユールが組まれ,勤務は毎朝8時半から5時まで。
一般の見学は日曜日があてられ,日本人ばかりでなく外国人の見学も大勢ある。
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