講座
鉗子分娩(2)
秦 淸三郞
1
1東京医大
pp.6-9
発行日 1953年11月1日
Published Date 1953/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611200472
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Ⅵ 鉗子手術の實際
鉗子手術の実際は兒頭の高さにより又胎位定位,胎勢等によつて種々変化する必要があるが,最もしばしば行われる鉗子は前方後頂位(古い名称では後頭位)しかも兒頭が骨盤峽以下に下降している場合に行われる鉗子(出口鉗子又は低位鉗子という)であつて,この基本的鉗子の実際を知つておれば,助産婦の介助としては充分であると思うので本鉗子手術の順序を大略記すこととする.
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